5月28日 朝に、前田奈音(なおと)くんが生まれてきてくれました。
赤ちゃんは、かわいくてかわいくて、小さくて、天使のようです。
なほ&わたる、毎日メロメロです。
池川明さんの「胎内記憶」に関する本を読みましたが、赤ちゃんは、お空の上からこの世界を見ていて、お母さん・お父さんを選んで、自分のタイミングでやってくるそうですね。
三田の街なかで、お米や野菜を育てて、「お金」と距離が遠目の、その分自然の恵みや地域との繋がりが生活の土台になっている、私たちの暮らし。最近は、4羽のニワトリこっこたちも仲間入りしてくれました🐔
「あの家、おもろそうやな~」と、選んできてくれたのでしょうか?
かわいい赤ちゃんに、気持ちはメロメロ。そして身体は、ママもパパもヘロヘロです。
赤ちゃんを家族に迎えて1ヶ月ちょっと。
授乳、布おむつのお世話に洗濯、着替え、泣いてる赤ちゃんへの対応、全部慣れなくて、
もう7月に入って少し経ちますが、数日前まで、うちのカレンダーは「5月」のままでした(笑)めくってないの、見るたびにわかっていたのだけど、もう「日付」とか、「予定」とか、自分の辞書からは消えてしまって、気にする間もない生活でした。
家の中は、見たことがないぐらい、ぐちゃぐちゃです。
やっと、本当に少しずつ、1ミリずつ、赤ちゃんのいる暮らしに慣れてきて、パソコンを触ったりできるようになりました。(今も、授乳しながら、両手フリーにしてパソコンを触っています。)
私たちのお産は、川西市の山奥にある、しまざき助産院にて。
烏骨鶏がコケコッコー!と走り回る、のどかな気持ち良い場所です。
陣痛が始まってから産まれてくるまでは、30時間ほどかかりました。
最初から3~4分間隔の陣痛がずっと続いて、助産院の先生にも、「変な陣痛だったね~」と言われました。
赤ちゃんの頭が、非常に大きく!そして、私は小柄で骨盤も小さかったので、ゆっくり、ゆっくり、長く陣痛を続けて、骨盤と産道を押し広げて出てきたんやろうね~、とのことでした。
出産も、産後の生活や身体も、想像より遥かに大変でした。
わたるが「自主産休」として1ヶ月仕事をお休みして、お洗濯や毎日のご飯づくり、慣れない家事をすべてこなしてくれました。
それでも、大人2人で、初めての赤ちゃんのいる暮らしをするのは本当に大変で、核家族の不自然さを感じました。
昔ながらの、世代をまたいで一緒に暮らす生活。それはそれで、また別の大変なことがたくさんあるのは承知ですが、それにしても、子育ては2人だけで健全に担えるものではない。
ましてや「ワンオペ」なんて、もうそんな言葉すら存在してはならない😥と思います。
でも、けっこう当たり前に、ワンオペ育児されてる方のほうが、きっと社会には多いんですよね、、、。
出産で亡くなるお母さんよりも、産後、自殺で亡くなるお母さんの方が多いと聞きます。
新しい命を産み落とす。そんな、人類の使命?偉業をこなしたお母さんが、家族や社会からサポートを受けて、安心して産後を過ごして回復できる。
そんな地域社会でなければ、と思います。
赤ちゃんが産まれてから、地域社会にたくさんお世話になって、救われています。
手づくりのお惣菜や食材を届けてくれる友人に救われます。
車で1時間弱の神戸に住むじじ&ばばは、初孫に会いに&私たちを助けに、毎週末やってきてくれます。
抱っこしてくれてたり、おかずを持ってきてくれたり、お庭の草刈りを手伝ってくれたり、ご飯を食べに連れ出してくれたり、本当に助かっています。
自分にもいつか孫ができたら、全力サポートしたいと思いました。
近所の「いこいの家」のこども食堂は、月に2度のお楽しみ。
みんなと一緒に、いつもと違う広い場所で、手づくりの温かいご飯をいただいて、みなさんに赤ちゃんをかわいがって、抱っこしてもらったり。
ちょっと赤ちゃんを手から離して、いつもと違う楽しい場所でご飯が食べられるだけで、どれだけ心が救われることか、
自分たちでも地域食堂を運営していましたが、みんなでおいしいご飯を食べられる場づくりをすることが、こんなに誰かの心の力になれるものとは!
驚きました。
アルバイトしていた八百屋・にじ屋さんでも、「ゆっくり買い物してね~!」と、赤ちゃんをかわいがって抱っこしていてもらったり、たくさんお話してくれたり、
お買い物先で、そんな心配りやおしゃべりの時間があるだけでも、本当に嬉しいものです。
助けが必要な立場になって、みなさんや社会から色々なものを受け取ると、本当に身に沁みるのです。
三田って、いい街だな~
たくさん受け取って、助けてもらって、
また自分が、社会の中で、次へバトンタッチして受け渡していきます。
お父さん・お母さんになって、愛いっぱいの我が子と一緒に、愛いっぱいの三田の街で、ますますハッピーに、たくましく生きていこう!そんな気持ちです。
0コメント